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2014年 07月 03日

my fishing

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答えは出ている筈だった

母を見舞に行く途中、いつもの様に山だ自転車だ鳥だ釣りだの遊び談義になる
そんな中、花を愛で山を愛す父なら共感できると思い発した「渓流に行こうぜ」
魚を釣る事だけが目的ではない渓流の、あの自然に溶け込める感覚を共有したい
今度はオレが案内するよとは口にしなかったが
それは幼少の頃、釣りを通して父に教わった事への感謝の意を込めたものだった
父はやんわりと断る 思わず何故だと聞きかえす
魚を傷つけておいて「ありがとう」と放すことが疑問に思えてきたのだという

キャッチ&リリース

魚は命が掛かっているから全力だ それを弄んでおいて「ありがとう」はないだろう
オレだって全力で釣りしてるぜ!(既に論点が見えなくなっている)
それに全てを放してはいない、食べたい分だけは持ち帰る
(人間様のエゴだと認識したうえで)恵みに感謝して食すのもこの釣りの良さなんだ
もうこの時点で当初伝えたいと思っていた二人で自然に溶け入る意識は消えていた
同席していた嫁さんは黙って会話を聞いている
若かりし日の父の背中を追いルアーフィッシングにのめり込んだ
ルアーフィッシングがきっかけで嫁さんと結婚して今に至る
月日が経ち、気が付けば大きなシーバスを仕留めてはこれでもかと言わんばかりにひけらかしていた
そんな自身の釣りの在り方に疑問を感じた時に友人に渓流の魅力を教わり傾倒した

お前の事を否定している訳ではないよ
ルアーでの釣りを今からするかと言われれば「しない」というだけだ
暫しの沈黙の後、釣りについての会話はなくなった

キャッチ&リリースについて自身の中で答えは出ている筈だった
今さら意識する必要もないほどルアーフィッシングを楽しんでいる
それはこれからも変わらない

「渓流に行こうぜ」
ほぼ釣り抜きでもいいんだけどな
渓流にある山野草や鳥達を見に、水音を、あの土の香りを感じに
そして二人で食べる分の魚を釣って酒でも飲めたら最高じゃないか
その時はあの頃と同じに「やったぜお父さん!」って魚をぶら下げて言いたかったんだけどな



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by supernatural2014 | 2014-07-03 04:22 | diary | Comments(4)